滋賀県の環境学習情報 エコロしーが トップに戻る

ホームページの使い方サイトマップ滋賀県環境学習センター滋賀県 これからの催し環境へのとりくみ環境データ環境学習をめぐる動きその他
google
滋賀県の環境学習情報 エコロしーが トップに戻る はじめての方へ 学習プログラム 教えてくれる人たち 学べる場所 環境学習講座

図書・ビデオ類の貸し出し

トップページ取材記録パックナンバー>学習プログラム 取材記録
取材記録 バックナンバー
学習プログラム 取材記録 取材日:2016/10/16
プログラム名 479.お魚里帰り大作戦
プログラム登録者 A0702.独立行政法人 水資源機構 琵琶湖開発総合管理所 総務課
目的 新浜ビオトープで生まれ育ったフナ・コイの稚魚を琵琶湖に放流を通して、琵琶湖の生き物や環境とその大切さを学ぶ
 10月16日、水資源機構 琵琶湖開発総合管理所の学習プログラム「お魚里帰り大作戦2016」に参加しました。このプログラムでは、ビオトープで生まれ育ったフナやコイの稚魚を琵琶湖に返したり、外来魚を捕獲・駆除したりして、琵琶湖の生き物や環境について学びます。小学生、未就園児、ご年配の方まで幅広い年齢の方が参加されました。

 場所は、イオンモール草津の湖岸道路と近江大橋の横にある新浜ビオトープです。このビオトープは3段になっていて、取水ポンプで汲み上げられた水が、上池、中池、下池と流れ、魚道を通って琵琶湖に帰るようになっています。毎年春にはフナ・コイが産卵のために魚道をさかのぼってきます。産卵を終えた親は、また琵琶湖に戻っていくそうです。

 ビオトープの中には溝の深いところがあり、また琵琶湖にも入るので、みなさん「胴長」を着用でした。説明を聞いた後、早速タモ網を手に、ビオトープの上池に入りました。取水ポンプの周りには、侵略的外来水生植物オオバナミズキンバイの塊がありました。オオバナミズキンバイはちぎれた茎から根を生やし、生育するそうです。春には生えていなかったので、取水ポンプから上ってきたのか、とのことでした。そして取水ポンプの周りは、魚たちのたまり場になっていました。先生がオオバナミズキンバイの茂みをガサガサすると、子どもたちの網にはフナの稚魚がいっぱい入りました。私もカメラを収めて参戦し、フナの稚魚26匹とアメリカザリガニ1匹を捕まえました。

 捕まえた生き物は種類別に分けて数を数え、解説をしていただきました。魚は、フナ・コイ、ブラックバス、カムルチーの四種類、合わせて約1000匹。他の生き物は、ドブガイ、ギンヤンマのヤゴ、ウシガエルのオタマジャクシ、タイコウチ、アメリカザリガニ、テナガエビ、スジエビ、カワリヌマエビが捕れました。

 最後は、フナ・コイの稚魚を琵琶湖に放しました。子どもたちは、稚魚が大きくなって、このビオトープに戻ってくるといいなぁ、琵琶湖の魚が増えてほしいなぁと願いながら、胴長で行けるぎりぎりの沖の方まで行って、放流していました。

<取材を終えて>
 初めはピンピン動く魚がこわかったのですが、だんだん慣れて掴めるようになりました。真剣な顔つきで魚をすくうお父さんや、両手いっぱいにフナをつかんでいる幼稚園児には至りませんでしたが、自然の中で夢中になることができました。そしてさらに、ゆりかご水田、オオバナミズキンバイ、琵琶湖の魚等への興味がわき、よい体験となりました。

環境学習推進員 鵜飼菜香