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学習プログラム 取材記録 取材日:2017/04/23
団体名・名前 A1608. 琵琶湖を戻す会
琵琶湖を戻す会主催の「外来魚駆除大会」を取材してきました!

 「琵琶湖を戻す会」は、在来魚保護を目的として、琵琶湖にてブラックバス・ブルーギルなど外来魚の駆除活動をする団体です。この団体が主催する外来魚釣りのイベント「外来魚駆除大会」は、2000年に第1回を開催して以来、草津市内での実施を中心として、17年に渡り継続して開催されています。
 2017年4月23日、草津市津田江の湖岸緑地にて今年度1回目の同大会が開催され、環境学習センターからも取材のため会場を訪問しました。

◇会場の様子
 取材に伺った日は快晴で、太陽の日差しがあたたかく気持ちのいい気候でした。家族連れや、大学生のサークルなど団体参加者も多く見られ、会場は和気藹々とした雰囲気。参加受付テントを中心に、幅広い層の参加者が思い思いの場所で釣りを楽しんでいます。毎年、この4月開催分には100人前後の参加者があるそうで、この日も169名の参加があったとのことでした(琵琶湖を戻す会HPでの報告より)。
 スタッフのテントの前には、釣れた外来魚を回収するためのの大きなポリバケツが用意されています。中を覗くと、すでにバケツの底が見えないほどに大量のブルーギルが入っていました。南湖では個体数の少ないといわれるブラックバスを釣った参加者もいました。
 ここで回収した外来魚は、漁協に依頼して魚粉にしてもらうそうです。

◇「琵琶湖を戻す会」会長の高田さんにお話を伺いました
高田さん:
 大会には大人から小さなお子さんまで幅広い世代の方に参加していただいています。毎回のように参加してくださる常連の方も多いですが、各大会の参加受付数のうち、初参加の方は約半数を占めています。また、2004年にCOP10が開催されて以降、企業単位での参加が増えました。「生物の駆除」という言葉にマイナスのイメージが強くあるためか敬遠されることもあったようですが、COP10をきっかけに問題意識を持ってくださる方が増えたようです。
 さまざまな外来魚対策の取り組みの甲斐あってか、ここ数年、大会での外来魚回収量は徐々に減ってきていました。しかし、2016年にはまた大きく増加し、ちょうど1年前の外来魚駆除大会(2016年4月24日開催)では、同時期の大会のなかで過去最高の回収量を記録しました。この数字を見て我々も落ち着かない気持ちになっています。釣りのイベントとしては好ましいのでしょうが、この大会は外来魚の駆除を本来の目的としていますから。
 もちろん、遊びとしての釣りを楽しむことを目的に来てくださる方も多いです。参加のきっかけはどのようなものであっても、釣っても釣っても同じ種類の魚しか釣れないなあ、と疑問を感じてもらう機会になればと思っています。

◇取材者も外来魚釣りを体験してみました!
 主催の皆様のご好意に甘えて、私も飛び入りで大会に参加させていただきました。参加費は大人1名につき保険代として200円。エサ用のミミズも無料で提供されており、また、数量限定で釣竿の貸出もされています。実は私、これまでに釣りの経験がなく、エサのつけ方も釣竿の振り方も知らない初心者です。道具も知識も持たない私に、スタッフの方は一から丁寧に教えてくださいました。
 「魚釣りは難しい」というイメージを持っていたので、最初は恐る恐るでしたが、初心者の私でも次々にブルーギルを釣ることができました。釣糸を垂らして5秒もたたないうちにブルーギルがかかった!なんてことも。いかに多くの外来魚が琵琶湖に住んでいるかを体感し、外来魚問題を肌で感じる機会になりました。

◇取材者よりひとこと
 自分が小学生のころから、授業のなかで琵琶湖の外来魚問題について学ぶ機会は多くありました。琵琶湖に限らず、各地で外来生物の増加が問題になっていることは知っていたつもりだったのですが、知識として持っていることと、自分の目で見ることはまったく別物であることを再認識しました。今回、外来生物問題に初めて「触れた」感覚になっています。
 現場に出て活動する、または行動すると聞くと、少しハードルが高いように思う方もいらっしゃるかもしれません。この「外来魚駆除大会」は、道具の貸出もあり、スタッフの方も丁寧に教えてくださるので、釣りの初心者でもすぐ参加できる環境が整っています。1年を通し定期的に開催されていますので、ちょっと遊んでみたり、体験してみる感覚で、気軽に参加されてみてはいかがでしょう。

環境学習推進員 片山瑞木

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直近の開催イベントは「琵琶湖を戻す会」HPにてご確認いただけます。
琵琶湖を戻す会HP: http://biwako.eco.coocan.jp/