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学習プログラム 取材記録 取材日:2019/04/20
団体名・名前 A0418.特定非営利活動法人やまんばの会
  湖北・米原市で森林保全活動とそれをとおした環境学習活動を行っている「NPO法人 やまんばの会」の活動を取材しました。前回の訪問は2015年の5月でしたので、約4年ぶりです。今回も副理事長兼事務局長の廣瀬氏に取材対応をしていただきました。

  取材当日は滋賀県内のガールスカウト団体が、環境学習プログラム「里山保全体験と環境学習(木を伐って自然を蘇らせよう)」に参加していて、竹林整備(竹の伐採)作業の様子を見ることができました。
  活動現場は、やまんばの会の事務所近くの山林です。昨年の台風の影響で、山の入り口付近から竹林までの道沿いに、多くの倒木や枝の折れた木が残っていました。それらを避けての団体の移動や作業の安全には、例年以上に注意を払っていました。
  参加者は小学4年生から高校生まで約30名で構成され、やまんばの会から6名の男女メンバーが、子どもたちに安全および作業指導をしていました。参加者は全員ヘルメットを着用し、数名のグループごとに分かれてのこぎりで太い竹を切っていましたが、硬いので苦労していました。また前回の取材時に比べて竹の成長具合がすさまじく、切り倒す際には周囲のメンバーに声かけをし、参加者にあたらないよう避難させていました。
  それでも作業終了時には、開始時に薄暗かった竹林に日光が入るようになり、明るい広場が出来上がりました。
  参加団体の代表に、この環境学習プログラムの感想を聞きました。『長年にわたり、竹林整備を続けています。スカウトの成長によるメンバーの入れ替えもありますが、毎回やまんばの会の手厚い支援により楽しくプログラム体験をさせてもらっています。最近はこれまで切りにくくて残されていた斜面の竹切りが多く、太くて高いので作業の安全にはとても気を使います。作業一段落時の昼食は、おいしい食べ物と達成感とが同時に味わえる、メンバーにとっては貴重な体験となっています。』
  
  参加団体への安全指導・作業支援が一段落した後に、廣瀬氏からやまんばの会の活動について、近況を次のようにお聞きしました。
・ 全会員数は60名余りです。(前回に比べて余り増減はありません)
・ しかしメンバーの高齢化が進み、動ける人手が少なくなってきたため、以前よりは受入団体数が減少してきました。
・ 今回のような環境学習を指導するメンバーは、15名位です。(メンバーは個々の都合により入れ替わります。)
・ 一方まきストーブの普及に伴い、まき調達を目的とする「まき会員」は増加してきています。
・ やまんばの会のイベント開催時は、ほぼメンバー全員が参加します。
・ メンバーは必ずしも地元の方々ではなく、遠くから参加している方もいます。
・ NPO団体としての運営業務や補助金に対する報告書の作成など、事務作業が増えてきています。
 
  順調に活動しているように見える「やまんばの会」も、メンバーの高齢化に伴う実働部隊の人員不足や、団体運営・補助金申請等を行う事務方の不足など、色々問題を抱えています。環境学習センターとして、環境学習を指導できる若いメンバーが増えるように、お手伝いしていきたいと思います。

                 環境学習推進員 山本藤樹